エジプト ワシ コブラ

古代エジプトには、
上エジプト と 下エジプトという
2つの国がありました。

 

ナイル川は南から北に流れています、
ナイル川の上流を上エジプト。
ナイル川の下流を下エジプトといいます。

 

地図の上が北にする私達日本人には、
上というと北側を想像しますが、
古代エジプトの上下に関しては異なります。
なれるまで違和感を感じますよね〜

 

上エジプトについては、川の上流ではなく
高度が高いところ、と考える人もいるようです。

 

上エジプトを英語で表現すると
Upper Egypt
です。

 

Upと言う単語には、「場所が高い」という意味もあります。
川は、「水位の高い」ところから低いところに流れるので、
Upper(=高いところ)と言う考え方もあるようです。

 

 

上下エジプトでは、
各々が異なる言葉を使っていたり、
文化が異なっていたようです。

 

ますは、上エジプトの事を簡単に説明します。

 

上エジプトはアスワンからカイロ付近までの
ナイル川に沿った場所です。

 

都はテーベ(現在のルクソール)にあり、
最高の神様はセトとされ、
王権のシンボルは白い王冠
白いハゲワシの姿で描かれる。
上エジプトの守護女神とされたのが、ネクベトです。
植物の象徴は、蓮の花です。

 

<蓮の花=上エジプト?>
私は、上エジプトは乾燥していると思っていました。
そして蓮と言えば、池で繁殖している印象が強く、
「水が多いところのもの」と思っていたので、
乾燥と池(=水が多い)との関係が飲み込めず、
はじめの頃は少し違和感を覚えました。

 

 

下エジプトは、ナイル川のデルタ地域(三角州)のところで、
細かな川が流れる湿地帯でコブラも数多くいたようです。
上エジプトとは異なり、雨も降ったようです。

 

現在のカイロ付近より地中海に向かう場所が
下エジプトと考えられています。
首都はメンフィスで、
下エジプトの最高の神様はウアジェト(Wadjet)で、
コブラ姿だったり頭の上にコブラをつけた女性の姿で、
王権のシンボルとしては赤い王冠です。
植物の象徴はパピルスです。

 

上エジプトの象徴が、蓮の花で違和感を覚えたのですが、
パピルスが生えている場所のイメージが無く、
なんとなく湿地帯で生えているのかな?
と言う印象です。

 

https://wimastergardener.org/article/papyrus-cyperus-papyrus/
このサイトのパピルスの写真を入れます。

 

学校の試験ではないので、
上下エジプトの特徴点を覚えていなくてもいいのですが、
観光するときに、覚えておくと混乱がないかな?と考えて、
覚えやすい下エジプトの特徴を、
連想ゲームのようにして覚えました。

 

「下エジプトはナイル川の三角州で、湿地帯。
湿地帯なので、コブラがいる。
コブラが隠れているのは、赤い土の中。
赤い土には、パピルスが生えている。」

 

神様の名前は、覚えませんでしたが、
コブラ・赤の王冠・パピルスの
3つの特徴を覚えているだけで、
壁画や博物館の展示を見るときに役立ちました。

 

紀元前3100年ぐらいに、
別々の文化圏を持っていた
上下エジプトを統合する王が出てきて、
ファラオとなります。

 

上下エジプトを統一した歴代のファラオには、
上エジプトの女神ネクベトと下エジプトの女神ウアジェトが
それぞれ王様の守護神となります。

 

ファラオは、上下エジプト王権のシンボルである
白い王冠&赤い王冠を神々から授かったとして
2つが合体した王冠を身につけます。

 

https://gridclub.com/subscribers/info/fact_gadget_2009/the_egyptians/ancient_egypt/the_old_kingdom/1851.html
このサイトに乗っている、王冠の図を入れます。

 

 

ツタンカーメンの黄金の仮面には
額の所に、コブラとワシがつけられています。
統一王のしるしという事でしょうか?

 

他の王様のかぶりもので
コブラとワシの両方がついたものはありません。
ツタンカーメン王だけが、特別だったのかもしれませんね。

 

https://www.afpbb.com/articles/-/3037561?pid=15125506
ツタンカーメン王の写真をこのサイトより持ってっくる

 

ツタンカーメン王と並び、黄金のマスクで有名なプスセンネス1世ですが、
この黄金のマスクでも、コブラはあるがワシはない状況です。

 

 

古代のエジプトは、上エジプト&下エジプトとして、
各々が独自の文化・言語・信仰を持っていました。

 

それを統一した王がファラオとなり、
国家を反映させていきます。
ファラオの力が弱いときには
上と下エジプトに分れることもあったようですが、
基本や統一エジプトとして、国家が反映していきます。

 

下エジプトの特徴は、
コブラ・赤の防止・パピルス
です。

 

「下エジプトはナイル川の三角州で、湿地帯。
湿地帯なので、コブラがいる。
コブラが隠れているのは、赤い土の中。
赤い土には、パピルスが生えている。」

 

ぜひ、記憶に残して、観光を楽しんで下さい。