エジプト 象形文字

エジプトの象形文字の解読に役立ったロゼッタ・ストーンは、
同じ内容の文章を、3つの言葉で書かれたものでした。

 

実際に書かれていたのは、
古代エジプト語の象形文字(=ヒエログリフ)、
古代エジプトの普段遣いの文字(デモティック)、
そして古代ギリシア文字の3つの言葉でした。

 

この中から共通の単語を見つけ出し、
文字がどのような役割なのかを理解して、
解読が進んでいくことになります。

 

その解読の結果、

 

象形文字(ヒエログリフ)は、
1)縦で書かれている場合もあるし横に書かれている場合もある、
2)縦に複数行書かれている場合、
  右から左に書かれている場合もあるし、
  左から右に書かれている場合もある、
3)横にかかれている時に、右に書かれているとこもあるし左から書かれているときもある、
ということがわかってきます。

 

右左は文の中にかかれれている鳥が向いている向きで、
読み方が分かります。不思議な文字ですね。

 

 

☆エジプト 象形文字

 

エジプトの神殿の壁画に書かれている象形文字は、
正式&神聖な文字として扱われ、
特別な人だけが理解できたらしいです。

 

普段使いのデモティックも、
役人などの知識層が使っていた言葉のようです。

 

今の日本は、
認字率が100%と考えられていることはご存知だと思います。
これは義務教育の効果であり、すべての人が字を認識している状況
を示しています。

 

義務教育の制度がなかったと思われる古代エジプトにおいては、
「限られた知識層だけが文字を理解できる」と説明を受けて、
納得してしまいませんか?

 

 

ロゼッタ・ストーンって?

 

ロゼッタ・ストーンは、
「同じ内容の文章を、3つの言葉で書かれたもの」ではないか?と、
文字の解明が終わるまでは考えられていました。

 

その推測があったからこそ、
古代エジプトの象形文字を読むことが出来る様になります。

 

そして、実際に象形文字の解読が進み、
「実際に同じことを3言語で書かれているもの」
ということが分かったんです。

 

実際に書かれていた3種類の言語は、
古代エジプト語の象形文字(=ヒエログリフ)、
古代エジプト普段遣いの文字(デモティック)、
そして古代ギリシア文字
の3つの言葉でした。

 

古代ギリシャ文字は、ある程度解釈が進んでいたので、
古代ギリシャ文字と普段使いのデモティック
、そして象形文字のヒエログリフの共通点を見つけることができれば、
古代エジプト語(=壁画の文字)を解読することが出来るという事です。

 

とは言っても、ロゼッタストーンや言葉の解読
3つの言語を解析する事は、
なかなか大変だったようです。

 

 

☆ロゼッタストーンはフランスの所有物?

 

そもそもロゼッタストーンは、
フランスのナポレオンが遠征に行った時に見つかった物です。

 

しかしイギリス軍にせめこまれて奪われてしまい、
今では大英博物館にあります。

 

カイロの考古学博物館の展示室の入り口に、
ロゼッタストーンが有るのですが、
これはレプリカとの事です。
しかも、館内で唯一のレプリカです。
エジプト人としては悔しいでしょうね。

 

☆解読をしたのはフランス人

 

ロゼッタ・ストーンそのものをフランスとイギリスで取り合ったのですが、
文字の解読についても、イギリス人とフランス人が競い合ったようです。

 

最後に勝利したのは、フランスのジャン=フランソワ・シャンポリオンです。
10歳の時にすでに10言語を理解して、
17歳の時にロゼッタストーンのコピーを見て取組みはじめ、
30歳になって解読ができたという事です。

 

その後エジプトに行く機会を得て、
色々な神殿の彫刻を自分で読んで、
自分の解読法が確かであることを自慢していたようです。

 

今では、シャンポリオンの生家が、
博物館として一般に公開されています。
場所はフランス南西部、
トゥールーズ近くの町フィジャックです。

 

☆エジプト 象形文字 とアルファベットの対比

 

象形文字は、使われ方で3種類あるそうです。
音を示す「表音文字」、
意味を示す「表意文字」、
単語の意味を特定するために使われた「特定付」です。

 

「特定付」を簡単に説明しようと、
無理やり日本語で考えるならば、

 

「はし」という音があったとします。
意味として「橋」なのか「端」なのかの識別をしなくてはならない時、
「橋」を説明する時に「木へんの橋」と説明すれば、誤解がないですよね。

 

「きへん」や「たつへん」を示すことで、
「橋」なのか「端」なのかを特定するために、
「きへん」や「たつへん」が表音文字の近くに置かれたそうです。

 

「表音文字」と呼ばれる文字は、
現在のアルファベット26文字を完全にカバーすることはありませんが、
大体の相関がわかっています。

 

この文字を使って、
自分の名前をエジプトのヒロエグラムで示す事ができます。

 

 

あとで、写真を入れる。

 

すでにご説明いたしましたが、
ロゼッタ・ストーンは、
古代エジプト語の象形文字、
古代エジプト語の普段遣いの文字、そして
古代ギリシア文字の3つの言葉で、
書かれたものでした。

 

表音文字、表意文字そして特定付の存在が分かる様になってから、
古代エジプトの象形文字の理解が進みました。
この事で、7000年の歴史を紐解くことが出来るようになったんでです。

 

特定付の一つだと思いますが、
王様の名前はまるで囲まれています。
丸の中には、表音文字が使われています。

 

描かれている鳥の顔が右を向いているから
この文章は左から右に読むんだろうね!

 

なんて事がわかれば、
実際に文字が読めなくても、
神殿の壁画の見学が、楽しみになりませんか?