古代エジプト 観光

エジプト旅行の観光ツアーに参加すると、
ガイドさんが色々説明をしてくれます。

 

全く知らない状況で説明を受けると、
「そんなもんだ」で終わってしまいますね。

 

しかし、事前にある程度の知識を持っていると、

 

「あの話が、ここで示されているんだ。」
「あの王様が、このミイラ!」など、

 

親近感を覚えるようになり、
観光が楽しくなります。

 

ほんの少しの、最低限の知識を身につけて、
エジプト旅行を楽しんでください。

 

 

☆エジプト7000年の歴史

 

エジプトは7,000年の歴史がある国と認識されています。
なぜ、7,000年とわかるのでしょうか?

 

パピルスという言葉は聞かれた事があると思いますが、
パピルスから作られた紙に書かれた記録や
神殿に書かれた壁画の説明によって、
大体の時代を遡る事ができています。

 

 

☆古代エジプトの文字

 

パピルスや神殿の壁画に残った文字が有っても、
文章として理解できなければ、ただの飾りでしか有りませんよね。

 

古代エジプトのヒエログリフ、
そしてヒエログリフの崩し字体であるヒエラティックを
理解するために役立ったのが、
有名な「ロゼッタストーン」です。

 

同じ内容を3つの異なる言語で書かれている石が見つかった事で、
古代エジプトの文字の解析が進んだんですね。
(参考までに、3つ目の言葉は、古代ギリシャ語です。)

 

とは言っても、
ロゼッタストーンや言葉の解読はなかなか大変だったようです。
ロゼッタストーンは、フランスのナポレオンが遠征に行った時に見つかった物ですが、
イギリス軍にせめこまれて奪われ、今では大英博物館にあります。

 

(カイロの考古学博物館の展示室の入り口に、
 ロゼッタストーンが有るのですが、
 これは館内唯一のレプリカとの事です。)

 

文字の解読についても、イギリス人とフランス人が競い合い、
最後に勝利したのは、フランスのジャン=フランソワ・シャンポリオンです。

 

10歳の時にすでに10言語を理解して、
17歳の時にロゼッタストーンのコピーを見て取組みはじめ、
30歳になって解読ができたという事です。

 

その御エジプトに行く機会を得て、
色々な神殿の彫刻を自分で読んだとの事です。

 

今では、シャンポリオンの生家が、
博物館として一般に公開されています。
場所はフランス南西部、トゥールーズ近くの町フィジャックです。

 

 

☆古代エジプトの王

 

エジプトの王様というと、
ツタンカーメンの黄金の仮面の様な、
かぶり物のイメージがありませんか?

 

実際、各種の彫刻と壁画から、
王様はエジプトを支配していることを示す王冠を
かぶっていたと思われます。

 

彫刻とか壁画だけでなく、王様の事を直接見る事ができます。
それは、ミイラとして保存された姿ではありますが、・・・。

 

☆ミイラの作り方

 

ミイラの作り方も色々有るようで、
王様とその他の人達では作り方が違った様です。

 

お金や権威の会った王様は、ミイラになるときもそれ相応の処理を受けて、
現在でもきちんと見る事ができる状況を維持できています。
ですから実際にミイラを見ると、その姿に驚かれると思います。

 

7000年の歴史のある国です。すべての王様を知ることは難しいので、
観光する時によく出てくる王様は、知っておいた方が、楽しみは増えると思います。

 

 

☆古代エジプトの美術品

 

ナポレオンの遠征後、
ヨーロッパの中で、エジプトに興味を抱く人が増えました。

 

その結果、エジプトの貴重な史跡は、
ヨーロッパの各都市に持ち出されてしまいました。

 

イギリスのロンドンの大英博物館、
イタリアのトリノのエジプト博物館、
ドイツのベルリンのエジプト博物館が、
エジプトの美術品で有名ですね。

 

貴重な遺跡がエジプトから持ち出されることを心配した人が、
エジプト国内にとどめておくように、カイロに考古学博物館が設立されました。

 

この考古学博物館は、2階建てで100以上の部屋があり、
展示物は25万点以上、という大きな物です。

 

ぜひ時間をとって、カイロの考古学博物館を訪問してください。

 

なお、2020年オープンに向けて、大エジプト博物館の建設が進んでいます。
完成したら現在のカイロ考古学博物館の展示物が移管されるようです。

 

現在少しずつ、展示物の移管が始まっているようです。
移管中はその展示物が見れませんので、注意が必要ですね。

 

☆古代エジプトの生活

 

カイロ考古学博粒館では、展示が時代別になっています。

 

ツタンカーメン関連の展示物とミイラが有名ですが、
古代エジプトの生活を知ることのできる展示物も数多くあり、
ぜひ時間を作って、見ていただきたいとおもっております。。

 

「ビールをつくる女」の説明を受けたときに、
古代エジプトにビールなんて有ったんだ、と感心しました。

 

日本では、ビールはキンキンに冷やした飲み物だと思っていたので、
古代エジプトでビール?と疑問に思われたのではありませんか?

 

ヨーロッパに来てから、さほど冷えていないビールとか
常温のビールを飲む機会があり、「ビールね?」位の驚きでした。

 

 

ナポレオンの遠征後、デビット・ロバーツが本を刊行して
エジプトの砂に埋もれた遺跡の風景がヨーロッパに紹介され
エジプトに興味を抱く人が増えていったようです。

 

パピルス紙や神殿の壁画に描かれた文字のおかげで、
エジプト文字を解読できるきっかけになったのは
ロゼッタストーンが見つかった事に関係します。

 

実は、ロゼッタ・ストーンでは王様の名前が一致する事が分かり
表音文字が使われている事がわかったのが、
大切なことだんたんです。

 

そして、王様の墓には、王様のミイラやワニや猫のミイラも有ったりしたそうです。
わざわざ動物をミイラにしてまで、一緒に葬ったんです。面白いですね。

 

少し、観光に行かれる前に、
疑問に感じられている項目を、調べておかれると、
ガイドの説明がわかりやすくなり、
現地での見学が楽しくなると思います。

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